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2014年10月17日金曜日

イタリア旅行 2014.10.1 アー ローマもやっぱり どしゃぶりさぁ♪

フランクフルト出発は一時間遅れ。美味しいビールを飲める時間は延びたが・・・

これがたたって、ローマにはに近づく頃には既に夕暮れ

時間は夕立の頃合いとなり,着陸が近づいた頃は飛行機の窓から入道雲がモクモク、遠くには稲妻も見え,飛行機はフラーフラーと揺れる。一回はドカンと高度loss。久しぶりの体験。ううむ,良くない兆候・・・

しかし,到着後は荷物もちゃんと出てきて,宿泊予定のB&Bの紹介で予約してあったハイヤーの運ちゃんとも会え、車に向かう。
イタリアにしては順調? ところが、いくら歩いても車に着かない。運ちゃんは無口。こいつ大丈夫かと思い始めた頃にやっとベンツ!!に到着。比較的悪い予感のまま市内へ出発。運転手は巨漢で無口、途中もちゃんとローマに向かっているかと,標識チェックが怠れない。

ローマ市内に車が入り、ホッとしたのもつかの間,雷がバリバリッと近くで輝く轟く、雨にならないといいがなあと今度はそっちが心配になる。見たことの有る景色がチラホラし始めた途端、案の定パラパラし始め,数分後にはにバケツをひっくり返したような土砂降り。観光客もあっちこっちで雨宿りをしている。こうなったら、止むまでゆっくり行ってくれないかなの願いも虚しく、間もなくB&Bに到着。雨は弱まる兆しもない。

Google street viewで見た通りのでかいドアがあるだけの玄関。件の運ちゃん,素早く車のドアを開け、傘をさしてくれ、約束通りの40ユーロを請求される。意外にと言っては失礼だが、実直な運転手。チップを振る舞う。
降ろされた荷物から素早く傘を取り出し、妻に渡し、荷物を僅かな軒下に寄せ、どうやって入ろうか思案する間に、車は去る。一台しか通れない道なので、別に悪気はないのだろう。あっという間にずぶ濡れ。
ドアの横の壁に幾つか小さな名札があり、その横にこれまた小さなベルのようなものもあるが、暗くて読めない。濡れながらリュックから老眼鏡を出して見ると、おおあるある。予約した Juno Pantheon B&Bだ。ボタンを押すと数秒後にインターホンから何やら返答が。しかし、何言ってるのか良く分からない。老人性難聴とザーザー雨の音と周囲の喧騒のせい。「ええいままよ」と大声で名前を言い、開けてくれと叫ぶと、ブー・ガチャと鍵が外れる音。でかいドアを押すと中に開いた!!
数年前にBarcelonaでこの類のB&Bに泊り,入るまでドキドキした経験したので、このシチュエーションでもパニクらずに済んだ。初めてだったら焦っただろうなぁ。

急いで荷物と自分たちの体を入れると階段の上から明るい声で「ウェルカム!」,踊り場からAngelaという女管理人の笑顔が覗く。駆け下りてきてスーツケースを引き上げるのを手伝ってくれた。B&Bが二階にあったのは未だ救い。勿論エレベータはない。
ずぶ濡れ姿に気の毒そうに苦笑いしながら,「ひどい天気になってしまったわね」みたいな事を言ってくれる。部屋に案内されると,飾り気はないが,結構広い清潔な部屋。デカイベットとテーブル,冷蔵庫などが並ぶ。部屋の真ん中には何故か床から15cm位の梁が出ている。その夜一度躓いた。しかし,靴をはいたりするのに一寸しゃがむには最適。
落ち着いてからと言われたが,疲れてもいたので,直ぐに宿泊手続き。序に,色々と丁寧にローマ案内をしてくれる。朝飯は部屋まで届けてくれるらしい。質素なメニューがベースらしく,これ以外に何か食べていものはと言われたので,チーズとハムと言うと,判った明日はちょっと間に合わないかもしれないが,と言う。お金はいいのと聞くが,大丈夫らしい。
ヨーロッパ行きはいつもの様に数時間も寝ていない状態だったので,その日はシャワーを浴びて,雨が止むといいがなぁと思いながら,即熟睡。夜中雨は降り続いた。



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