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2014年10月23日木曜日

イタリア旅行 2014.10.8 怪しいおねえちゃんやら、あじさんやら、アマルフィへの道は厳し?

この日はローマから電車でサレルノに行き,そこからレンタカーでアマルフィに行く予定。
先日のような渋滞を恐れ,少々早めにタクシーで出発したら,早すぎた,一時間もある。何してようかと考えていると、ハイティーン位の女の子が,「どこに行くの。教えてあげようか。チケット見せて。」と絡んでくる。何が目的だか知らないが,怖いので適当にあしらう。
ウィンドウショッピングで暇つぶししてると,こんどはオバサンも絡んでくるのをあしらう。15分前くらいになって,やっと掲示板に載る電車のプラットホーム番号が出て来た。ホームに着くがまだドアが開いていない。今度はおじさんが絡んでくるのもあしらう。遂に駅員らしい服装と名札の着いたおじさんに絡まれた。今度はチケット見せると,この車両でいいよという。んなこと判っていたが,一応お礼を言う。

列車に乗ってみると,外見からはどうかなであったが,中々気持ちのいい列車(私の席のリクライニングが壊れていたが)。中においてあった雑誌(フルにイタリア語)を類推するに,食堂車もあるらしい。

発車を待って食堂車に向かう。3号車と書いてあったのに無い。一旦戻りかけて,車掌のおじさんに訊くと,4号車らしい。4号車に行くが,じいさんが材料をウィンドウにせっせと並べている。準備中という奴だな。一旦席に戻る。妻に何がほしいか訊いて,しばらくしてまた食堂車。この人が英語がほとんど通じない。相手はイタリア語,こちらは英語,を話し,身振り手振りで,何とか意思疎通する。おじさんは料理をチンして出してくれた。

そんなこんなで景色を見ながら1時間少々走るとナポリだ。ナポリは治安が悪いと聞いていたので,身構える。すると,いきなり変なおじさんが乱入してくる。何やら哲学めいたことなのか宗教めいたことなのか,ぶつぶつ言いながら金をくれという。乞食だな。見ないふりするが,肩叩いてきたりして気安い。無視すると毒づいて次の客に行く。隣の人はイタリア人だったのでかなり長く粘ったが何ももらえず激しく罵って次に行った。もう出発するぞという頃に何かもらえたらしく,「ざまーみろ」みたいな調子でコインを振りながら降りていった。クワバラクワバラ。
ナポリを過ぎるとサレルノはすぐだ。山間を暫く走り到着。レンタカー屋はどこかが少々不安。
駅舎から外にでると,運良くあちらにHERTZの看板が見える。また関門一つ通過,と思ったのも束の間,荷物を引きずりながらレンタカー屋に行くとドアが開いてない。判らないイタリア語の掲示を見ると。13:30-15:30はお休み。とのこと。時計を見ると13:40。Oh, no... 2時間待ち。駅の階段でガイドブックを見ながら時間つぶし。待合室なんて無いんだね。売店に日本アニメやコミックのグッズが並んでいるのを眺める。
駅の売店にあったケンシロウのフィギュア
アタックNo.1のDVD

15:30少々前にHERTZに戻るともう開いている。ほお,関心・関心,と中に入り予約書を見せる。するといきなり「あんたは遅い」と言う。適当に「トラフィックや電車の・・・」等と取り繕うと,もう予約はキャンセルだとのたまう。12:00の予約だったから2時間後にキャンセルだとのこと。ここでカチンと来たので,俺達は1時間30分遅れで来たのに,お前らが休みにしたんじゃあねぇかとでかい声で怒鳴り散らす。向こうは,少々嫌な顔をしていたが,何やら書類を取り出し,これをやってやれ,みたいな感じで隣の兄ちゃんに指示する。最初っから気持ちよくやりゃあいいじゃあねえか,日本人を舐めるんじゃねぇと心のなかで呟きながら,同時にほっとするのと不安が持ち上がる。
不安というのは,アマルフィあたりの運転は正直不安であった。コストを考えてもタクシーで行ったほうがいいかなぁと何度も思いながら今日まで来てしまったのだ。貸さないと言われたら金は払わねえよだけ言って,あっさりタクシーにしていただろう。でも借りれてしまったので予定通りに行くしか無い。いいつけられたにいちゃんは,書類を作り,Ford Galaxyというでかい車だという。名前からしてどっかの携帯と同じ。ヤナ感じ。また駐車場まで少々ある。荷物を引きずり車にたどり着くとでかい。
これで走るのかと悩み,文句を言いに行こうかとも思うが,遠いし,あの駅前ロータリーは運転したくない。ええいままよと出発。
2時間遅れでスケジュールきつかったが,もう来れることもないだろうから,予定通りPaestumを目指した。
もうナビが無いと運転なんか出来ない体になってしまっている。ここのHERTZにはないと判っていたので,日本からGarminのナビに2015年版海外地図データを入れて持っていった。Garminは,ハワイのBadgetでお世話になって随分使いやすかったのでワザワザ通販で買った。海外旅行のたびに使えばペイするかな?処が,ちょいちょいヤバイアドバイスをする。まず,サレルノを出て郊外の道路に出るまででしばらく迷った。
しかし,郊外に出るとナビの威力発揮。なんとかPaestum遺跡の近くまで着いた。(目指した場所ではなく,行き止まり・駐禁の側道だったが・・・)
時間はもう16:00。入場できる時間ではないし,遅くなるとホテルにちゃんと入れるかの心配もしので,記念写真数枚撮って、トイレを借りようとすると、門番のお兄さんが、もうお終い、明日ね、みたいな事を言う。トイレ、トイレ、と言うがながなが通じない。しつこくくりかえしているとやっと通じた。どうぞと笑顔。いい奴やん。トイレをすませて、出発。



元来た道を戻り,サレルノを通過して海沿いの道に出た辺で大渋滞。道が先で合流しているらしい。手隙になったので今晩泊まるB&B Palazzo Pisaniに電話をする。一寸遅くなると話すと,レセプションは24時間開いてるから,遅くなるのは大丈夫だが何かあったのか?と心配してくれる。いや,レンタカー屋が閉まってたり,渋滞だと言うと,そんならいいけどと。こんなやさしさに心を癒される。駐車場もずっと開いてるから大丈夫とのこと,安心して運転に専念できる。

渋滞は合流点を過ぎると無くなったが,道は狭い,このGalaxyクラスだと交互に通過するのがギリギリに感じる。しかし,現実はそうではないようだ。カーブの向こうから,対向車のバス,旅行者のバン,ベンツ,バイク等々が猛スピードでしかもセンターラインオーバーで突っ込んでくる。これでもぶつからないということは少し余裕があるということか?? しかし,私の技倆ではカーブに入る時や,対向車が見え途端ノロノロ徐行するしか無い。後ろには車列ができる。時々後続車に道を譲って進んでいく。譲らなくてもバンバン追い越していく猛者もいる。よくぶつからないなぁと感心する。

どうもイタリア人の運転マナーコンセンサスは日本とは違うようだ。誤解を恐れずに言うと「やったもん勝ち」。これで皆納得しているようだ。対向車がセンターラインを越えて走ってきたら,こちらは避ける,徐行する。歩行者は平気で車道に出てくるから,車は避ける,一時停止する。これでだれもクラクション鳴らしたりしない。しかし,ノロノロ走って道を譲らないと,すぐにクラクション鳴らして怒られる。そうと判ればローマ人に従えである。慣れてくると,こっちがはみ出して,相手を徐行させることができる。

イタリアでは,町中は勿論のこと,この界隈の運転も,覚悟のある人以外には勧められないなと思った。

崖でサイドミラーを磨き,妻の悲鳴と怒声を何度か聞いて,やっと現地に着いた。ホテル前まで車を入れることは禁止らしく,近くの教会前広場で車を止め,電話すると約束通り直ぐにポーターを回してくれた。屋根付きリヤカーみたいなのを引っ張った軽自動車風だ。一応行き先を確認してスーツケースを預けた。
その後少々離れた洞窟のような地下駐車場に車を預け,ホテルまで徒歩で。このプロセスも不安があったのだが,意外とスムースに進んで,宿泊地に到着。泊まったのは,B&Bなのだが,L'Antico Convitto というホテルと同じ建物だという。行ってみると,ロビーもダイニングもホテルと共用。どうなってるんだろう。兎に角,受付のお姉さんもおじさんも優しいし,英語も上手,建物,部屋もとても綺麗で,ここまで鬱積していた色々な心配も吹っ飛んだ。元気も出たので近くの店で晩飯食べた。流石,海鮮が旨い。
海鮮フライとのことだが,日本のかき揚げを彷彿