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2014年9月21日日曜日

Raspberry Pi その2 #2

2014.9.21
取り敢えずインターネットに繋がる所まで来てから,数日。
我が家の先住民であるMacたちと接続できるようにしようとしていた。
まずはnetatalkというのをインストールするらしい。Netatalk - Networking Apple Macintosh through Open Sourceと調べてみれは納得の名前だが,うっかり者で頑固者の私はnettalkと思い込んだ。
アチコチのサイトに書かれているとおり(と思い込んだ)に,中途半端な理解で
$ sudo apt-get install nettalk
と入れた。
これで一気に問題はこじれた・・・よくあることですが。
ディスプレイに出てくる文字も小さいし沢山なので,よく見ない。すぐリターンしてインストールが済んだと思った。
さあ繋ごうと思っても繋がらない。当たり前だ。
pingすらMacとの間ではどちらからも通らない。
ルーターにはpingできるのだが。
しかし,自分のtypoには気づかない。もっと高級な問題ではないかと,更に深く思い込む。
色々色々ネット検索。実際にRasPiの操作をしているより,ネット検索している時間のほうが何倍も長い。
ifconfigとかiwconfigとか/etc/network/interfacesとかetc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
Wifiルータの設定の問題かな?と考えた。うちのルーターは複数のSSIDが使える。異なるSSIDだと繋がらないような設定があるらしい。
ルーターは半年ほど前から無料レンタル(?)しているが,初期設定のままだ。今更ながら取説をダウンロードして,この機会に設定を見なおした。
この「異なるSSID」云々の設定はデフォルトで外されていたが,念のために同じSSIDで試してみようと思った。ついでにセキュリティも高め,ANY接続(ステルス)とかいうSSIDをスキャンされる機能は殺すことにした。
さあ,これでどうか。
sudo reboot
sudoしまくりしても怖くないのがRasPiのいいところだね。いざとなればいつでも気楽に全て再インストールできる。
Oh, no...今度はルーターにもつながらない。
色々色々ネット検索。
こういうコマンドを入れろ,このファイルを書き直せ・・・,色々アドバイスがある。少しづつ違う。楽しいなぁ(汗)。blogやQ&Aサイトが多いので,どれが一番いいのか判ら無い。そうこうしている間に,以前見たサイトも何度も見て,あれ??? netalk??と次は思った。今度は慎重になる。netalkはinstallしようとしてもできない。これも当たり前。もう一度よく見て,netatalk???と気づいた。netatalkってどういう名前?
まあ兎に角これをインストール。今度はもっとたくさん文字が出て,途中でY/nも聞いてきて,確実にうまく行っている。
しかし,ルーターにつながらないことが先決問題だから,相変わらず繋がらない。
遂に,wpa_supplicant.confというファイルに
scan_ssid=1
と入れろとある。
Raspbianのvnc GUIではステルスルーター使う設定はされない,マニュアルで書け,というわけだ。
これは可能性高いなぁと書き込んでsudo reboot。
今度は,何とかavailableともならない。前より悪化した。ガックリ・・・
いろいろ試したが改善しないので,件の一行を消して見ると,一応前の状態に戻った。
また振り出しだ。
もうルータの設定を戻そうか,なんて思い始めた。しかし,それも何なので,一からまた検索を始めた。おっと,同じアドバイスが見つかった。念の為に見てみると,さっきのサイトでは何とかnetwork設定ブロックの後に書けと書いてあったが,こんどのサイトは親切でファイルの例が載せてある。おっと,また違う。network={...}の後ではなく,}の前に入れるのね。
あああ。修正して,reboot。今度こそ・・・
繋がった。pingも通る。afp・・・でMacからRasPiのファイルも見える。
また一歩進んだ。
次は,テレビの方にキーボード持って行かなくてもよくなるように,リモートからRasPiが使えるようにしたい。GUIで。
これにはVNC (Virtual Network Computing)というのを使うといいらしい。
tightvncというパッケージをインストールする
例によって
$ sudo apt-get install tightvncsever でインストールして,
$ tightvncserverで起動する。
ここで接続のパスワードを訊いてくるので設定する。
Macからvnc://IPaddress:portnumberとすると画面が出た。やったぁ。
しばらくはちょっと小さいけど,こっちの画面から操作してみる。
netatalkの方はbootで自動的に起動されるのだが,tightvncserverの方は起動されないようだ。その方法も書いてある。これだ。
その後,もうコンソール無しでリモートでイケるのかなと思い,rebootしたが,中々再接続されない。コンソールを見るとまたパスワードを訊いている。一回だけのはずなのだが・・・もう一度入れる。この後はrebootしても訊いてこなくなった。
起動はしたが再接続はされない。むむむ,ResPiの画面をよく見るとportの番号が前回と違う。前回は5901で今回は5900。毎回変わるんじゃあないだろうなぁと思いつつ,新しいport番号を入れると画面が出た。やったぁ。
しかし,例題のとおりに起動のシーケンスを設定して実行rebootしたので画面サイズがおっきすぎる。browserもxterminalもなんだか崩れてしまう。
しかたないので,画面サイズをMacbookより小さめに,もう一度テレビのコンソールから再設定してreboot。今度はパスワードは訊いてこないし,ポート番号も同じだ。このままならよいが。
まだ,毎回IP addressでなく,名前で接続したいとか,固定IPアドレスにしたほうがよいのか,等とやり残しはあるが,一応繋がったようなので,取り敢えずこの回はここまでとした。

2014年9月19日金曜日

ハードディスクが満杯 One hdd is full.

撮影した写真を保管しているハードディスクが満杯に近い。今時、320Gしかないのだ。 フルなディスクというまのはトラブルの元という先入観を持っている。何とかしなしといけない。

私は、過去の単身赴任のせいでデスクトップとノート、2台のMacを使っている。 最近はデスクトップは普段はあまり操作しないで、ファイルサーバーのようになっていて、写真を入れているディスクもバックアップディスクもこれにぶら下がっている。プリンターもだ。サーバーと言っても、節約のためいつも電源を入れているわけでもなく、必要や時に動かす。チョット面白くない。

ということで、これらの課題を解決しようとすると、NASというのが浮かんでくる。 例によって、ネットで探すと色々出てくるが、バッファローとかI/Oデータとか言うのはなんか好きではなく、ちょっと前にWDのこれが見つかった。しかし、日本では売ってないみたいで、唯一楽天で一軒あったけど在庫切れ。(泣)連絡してね、としておいて暫く放置していた。 

ここで,話は変わるが、以前からRapsberry Piというのに手を染めてみたいと思ってきた。数日前、これでサーバー作るか!と思いついた。連続運転でも消費電力は小さい。そう思ってまたgoogleと出来ないこともないようだ。ムクムクと意欲が湧いてきた。処が、比べている途中で、あまりパーフォーマンス出ないかもね、のような記事も。疑い出すと信頼性も心配になってくる。夏暑いと連続運転は不安、何ていう記事もある。 ううむ、と思っていると、こんなのがあった。

一流メーカーHPのガッチリ製品で、amazonで何故か今メッチャノディスカウント。不安はどうもOSも何も入っていないので、全て自分でセットアップもいう点。半日使用経験者の話などを調べて見る。結構暇つぶしとしても面白そう。FedoraとかいうOSを使って見るか、まで来た時に気付いた。あれっ!パソコンと変わらんくらい電気食うじゃない。一気にやる気失せた。トホホ。 振り出しに戻り、まあやって見るかということで、

Raspberry Piとケーブル、ヒートシンクを注文した。

ところが、未練がましくNASを見ていると、こんなのや、こんなのも見っかった。

特にこっちは全部揃って、値段の割に何と3T!! (´ヘ`;)ウーム…、Rapsberry Piは組み込みに使うかと、これも注文した。 

と色々あって、MacBookを使って写真ファイルをコピー。あまりスッキリしないながらも何となく繋がりました。

WLANの性能か,LENOVOの性能か,300Gをコピーするのに本当に10時間かかったが,無事に完了。信頼性もそこそこかと満足。

次に,デスクトップから共有。これもなんとなく完了。
次は,写真ファイルのバックアップを取れるようにTime Machineを設定しないといけない。色々調べたり,試したりの結果,どうもLENOVOのサーバーからMacへのバックアップは出来ないのではないかという結論に達する。逆は難なく出来たのに・・・
仕方ないので急遽方針変更して,写真のバックアップは手動で今までTime Machine専用にしていたディスクにコピーすることにした。
そのために,LENOVOへのTime Machineコピーが完了するまでまた1日待ち,また写真を全コピー。

ということで,やっとセットアップ無事終了。色々している最中にFirmのupdateも来たので,これも実施。終夜運転でどの位持つかなぁと楽しみ。

Raspberry Pi の話は次回。

Raspberry Piというのを試してみた (その1), I tried to play with Raspberry Pi #1

2014.9.18
今日は人間ドックに行って,胃カメラの難行をしてきた。無事に終わって家に帰るとMicro SDカードがアマゾンから届いていた。
写真撮る前に破いちゃいました

セットアップ再開だ。

始めに戻ると,このRaspberry Piという奴が以前から気になっていた。こんなにちっちゃくて,それなりの能力。例によって皆が色々とこぞってリソースを提供している。組み込みにも使える。技術屋経歴へのしがみつきかもしれないが。


取り敢えずということで,RP(Raspberry Piというのは長いのでこう略すことにする)のB+という最新版

とチップのヒートシンク,TVをディスプレイに流用するためのHDMIケーブル,をネット購入した。


SDカードは以前カメラに使っていた8Mがある。


品物が届くまで,Macネット用ファイルサーバーとしてセットアップする方法をネットで調べた。SDかーどをご指定のformatterでフォーマットして,OS等必要なシステムソフトをダウンロードしてSDカードにコピー。心配しながらも,何とか出来るかもしれないな。という感じ。
リンクを纏めておいた

数日で品物が届いて,テレビの前で繋げてみた。
あれ?   SDカードを入れるスロットがない! 無い無い!!
セットアップのビデオサイトをもう一度見ると,SDカードを突っ込んでいる。

しかし,俺が持っているのと少し形が違う。もしかしたら,B+は違うのか?

違いというキーワードで検索すると,やはり仕様がmicroSDに変わっている。OMG!
microSDで大きい容量は持っていないので,SDカードで何とかならないかと調べると,あった。USBに突っ込めば使えるとのこと。助かった!!
昔某メーカに貰ったUSB用SDリーダーが有ったはずだ。家中探して何とか発見。
SDカードリーダー

裏には某社のマーク

繋いでみる。所で,電源はNEXUS 7の充電器を使った。


何も起きない。TVには「信号がありません」という寂しい表示。
RPにはLEDが2つ付いていて両方点灯したまま。これでいいのかと調べるとどうも片方は点滅するのが正常らしい。
リーダがちゃんと動いているのか,と疑いMacに繋いでみると,ちゃんと動いている。しかし,Macに入れるとリーダーのランプが点く。RPに入れた時は,電源を入れた時に一瞬点灯して直ぐ消える。なんかうまくいっていないようだ。RPが壊れてるのか?という疑問も頭をもたげてくる。

こうなったら皿まで食う,microSD買ってやる。またamazon詣で。おお,安いのがあった,良かった良かった。
ということで,microSDが届いたのだ。
microSDのままではPCからソフトをコピー出来ないので,SDサイズにするケースを使う。microSDに付いてくると思っていたのに,付いていない。大丈夫,こういうのは昔どこかで貰ったのを律儀に仕舞ってあるので困らない。


全部また繋ぎ直して電源投入。
LEDは点いたまま。あれっ?キーボードが付いていないといかんのかとキーボード,マウスを繋ぎ,もう一度全体の接続をよく調べたら,microSDが奥まで入っていなかった。


やれやれ,もう一度電源投入。おお,LED点滅して,動き出した。画面にはOS選択画面が現れた。Raspbianという初心者向けというOSを選択すると,セットアップが始まった。

次にoptionを選択すると,おお字がいっぱい出てきた。まったくヤレヤレだ。

インストールが終わるとホームディレクトリでプロンプト。もうGUI無しには戻れないと,インストールの途中でチラリと見たメッセージに従いxstartと入力。あれ?そんなコマンド無い? manやらhelpやら見たり,その辺のディレクトリ漁ったりしたが,どうも判らん。それに文字化けしてる。日本語で選択したのが間違いなのか?知ってるUnixのシェルコマンド片っ端から入れてみる。動くのは動く。logoutしてしまった。おっと,user id passwordのデフォルトなんだっけ? 

常に,再インストールという言葉がチラつきながらのランダムウォークのような操作だ。と思い出した。Pi Raspberryだ。login成功。お,文字化けも無くなった。コマンドが違ったかもしれないので,GUI開始コマンドをネットで探す。何だ,startxじゃあないか・・・

おお,こうなると只のパソコンと変わらんな。なんとなく嬉しくも有り,ガッカリも少々有り。
次はネットに繋がないといけない。これは前の晩に眠りながら思い出したことがあった。数年前にUSBのちっちゃなWLANを買っていたのだ。

この時は何に使おうと思って買ったのかも忘れたが,兎に角何か勘違いして要らないのに買ったのだ。今頃役に立つとわな。
引っ張りだすとドライバーのインストールとかCDドライブとか色々出てくる。windowsようの説明はあるが,Unix用説明なんか付いていない。ううむ。
やはり頼りになるのはネット検索。これまた色々みて,どうやら初期インストールソフトに含まれているらしい。Buffaloも結構国際的に認められてるねぇ。ただつなげば良いとのこと。ドングルを入れて,ブラウザを起動。繋がらない。
そりゃあそうだWLANのWEPも何も入れてない。長いパスワードを入力する,何度か接続を繰り返すと。
繋がった!!
ますます只のパソコンと変わらなくなってきた。
よく考えたらただネットで調べてその通りにしただけだ。

プログラム作る所まで行くのはいつのことか。

今夜はお出かけがあるので,今日はここまで。