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2017年5月11日木曜日

ムサシアブミである 

2017.5.11
久しぶりに東山公園に行こうと思った。東山動公園駅で降りた私は、しかし公園に近い出口とは反対の出口に向かった。

時間は12:30の昼食時、以前一度行きそびれたこの店「ふ〜助」に行こうと思ったのだ。東山公園に近いからと妻が何かで見つけて教えてくれた。先回はお昼には早すぎて空いていなかったのだ。
入ると半分より少ない位の席が埋まっていた。静かな客ばかりである。一人と言うとカウンターに案内された。両側のオヤジたちは一杯やりながら何やら召し上がっている。私は今から歩かねばならないので、オヤジたちに付き合うのは我慢して、あらおろし蕎麦、だったかな、荒削りの大根おろしをかけた冷たい蕎麦を注文した。出てきた蕎麦には梅肉が付いている。一気に入れずに少しづつ入れて食べてくださいというご指導をもらい、頂くと、蕎麦も汁も梅とのコンビネーションも旨い。食べながらツマミのメニューを横目で見ながら帰りに又寄ろうかなどと考えてしまう。いや見つけものであった。又来よう。


そういえば、蕎麦屋に入る時、隣にも何人か客が入っていくのが、見えた。ちらりと見ると、隣も良さそうである。軽薄浮気者だ。

等と考えながら、動物園を抜けて植物園に向かう。名古屋で最高の気候のこの時期、幼稚園児の遠足だか園外保育だかのオンパレードである。平日だが、ソフトクリームにかぶりつく家族連れも結構いる。蕎麦しか食べていないので何かタンパク質をと思って売店を覗くが、全て炭水化物が付いている。せいぜいナゲットだが、これは先回も食べたので、タンパク質は少し後回しとした。

植物園の展示館では苔玉の展示をしていた。苔玉というより、丸い玉のような鉢に植えた草物盆栽である。色々と頑張って植えてあったが、感動するほどの物は、残念ながら無い。売っていた植物もあああれねという程度。そこそこに温室に移動した。

温室にも春は来るのですな。色々と花が咲いている。ありがたいのは外とあまり気温の差がないので、レンズが曇らない。

ホヤである。

何とかいう熱帯植物、

同類

これは蘭。中心の控え目な飾り模様がいじらしい。

最後の部屋には花茎がグーンの伸びている大きく育った笹の雪。春だなぁ。

温室を出ると外は五月の気持ち良い空気。これは花菖蒲らしい。地味なところが魅力的だ。原種なのだろうか。

このモミジは色が白っぽくて光が透過する。欲しいなぁ。

水辺にはよくある花菖蒲。しかし、水鏡が美しい。
 写真では、よく見ないとわからないかもしれない。

反対側から見たら、噴水が一緒に写ってくれた。


木陰にも白い涼しげな花。

と、見つけた。ムサシアブミである。家のもこれかもしれないな。

例年どこかでみる、ナンジャモンジャの木。ヒトツバダコと書かれることもあるが、ヒトツバタゴ(一つ葉田子)が正しいのか?結構見ることもあるのだが、Wikipediaによれば絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)らしい。

タイサンボクかと思ったが、中部の人には朴葉味噌でおなじみの朴の木の花である。葉は30cm位ある。

植物園を出て、星が丘テラスで、キッシュと元町メンチカツを頂いた。東山巡りは止められないなぁ。

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